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談合・リベートの闇に立ち向かえ!マンション大規模修繕、修繕積立金を守る方法とは?

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談合・リベートの闇に立ち向かえ!マンション大規模修繕、修繕積立金を守る方法とは?

談合・リベートの闇に立ち向かえ!マンション大規模修繕、修繕積立金を守る方法とは?

2023/10/11

マンションに住んでいると、大規模修繕工事という山場が必ず登場します。この工事は、建物の老朽化や劣化を防ぐために行われる重要な作業です。しかし、その際に談合やリベートといった不正な行為が横行していることが問題となっています。

 

談合とは、競争入札を行わずに工事業者を選定し、価格や品質などを不当に操作することです。これにより、本来よりも高い価格で工事が行われ、修繕積立金が無駄に使われる可能性があります。また、リベートとは、工事業者から管理組合やマンション管理会社に対して金銭や特典を提供し、優先的に仕事を受けるように働きかけることです。これにより、公正な入札や選定が行われず、利益相反の問題も生じる可能性があります。

 

なぜ談合やリベートが起こるのでしょうか?その要因として、情報の非対称性や業界の閉鎖性が挙げられます。一般の住民や管理組合の方々は、工事や建築に関する専門知識を持っていないことが多く、業者の言いなりになってしまうことがあります。また、マンションの修繕工事は一定の周期で行われるため、業者との関係が長くなりがちです。これにより、不正な取引が行われやすくなるのです。

 

このような談合やリベートの問題を解決するためには、まずは情報の共有と透明性が重要です。マンション管理会社や管理組合は、工事業者の選定や入札のプロセスを明確にし、住民にも適切な情報を提供することが求められます。また、業界全体でのルールや規制の強化も必要です。国土交通省からの注意喚起や報道により、問題が浮き彫りになっていますが、まだまだ改革が進んでいない現状もあります。

 

大切な修繕積立金を守るためにも、住民や管理組合は注意が必要です。信頼できるマンション管理会社や専門のコンサルタントに相談し、適切な対策を講じることが重要です。また、マンション住民同士の情報共有や意識の高まりも必要です。

 

談合やリベートの撲滅は容易ではありませんが、共に取り組むことでより健全なマンション管理が実現できるでしょう。

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